夏のランニングには冷凍ハイドレを。

今回は久し振りにランニング関連の記事を書いていきたいと思う。

引っ越しをきっかけに近所の散策が楽しくて、ロングジョグをすることが増えた。
しかしこの夏の暑さに対して無策で外で身体を動かし続けることは不調に陥る原因になってしまう。

水分補給・塩分補給はもちろんのこと、身体の火照りを改善できないか考えていたところ、家にあるものの思わぬ活用術に出会ったので紹介したい。


想定読者

  1. 夏にロング走をする人・したい人。

  2. ハイドレとザックを持っている人。

  3. たくさん走りたいけど熱中症がこわい人。

  4. 主にロードを走っていて、ハイドレを活用できていない人。

こんな属性の人に届いたらうれしい。


試すきっかけとなった情報元

サブ3.5チャレンジ企画で人気のポップラインのランニング魂!!. のこの動画にあったコメントに感化された。

- YouTube
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そのコメントがこちら。

何?気になる気になる。

言っちゃいけないやりとりが気になってしまい、試してみることにした。
試してみれば分かるだろう。

気になる情報と合わせて、成田悠輔氏の言っちゃいけないことはだいたい正しいという名言が脳裏をよぎり私の好奇心を加速させた。

ハイドレって何?

ハイドレーションパックの略で、主に登山やトレイルランニングシーンで活用される吸水チューブ付きの水タンクのこと。
水タンクをザックに入れ、給水チューブを引き出して利用する。

便利だが、街中ではそこら中に自販機・コンビニがあるのでtoo muchな装備になってしまう。
私自身ハイドレ付きザックを買ったものの、ザックだけ使ってハイドレはタンスの肥やしになっていた。

凍らせてみた

ものは試し。
ハイドレを引っ張り出して、水道水をたっぷり入れて凍らせる。
最近冷蔵庫を買い替えたので、冷凍部分に余裕ができたことも機運を高めてくれた。

カチカチに凍ってでかい氷になった。

走ってみる

氷が固くて背中に変に当たるのではないかと心配していたが、杞憂に終わった。
ザックとハイドレ次第な部分はあると思うが、問題なく走れた。

私のハイドレは1Lサイズなので、単純に約1kgが背中に増える。
これはザックに慣れていれば全く問題ない範囲。

そしてたしかに感じる冷たさ。
アイスノンのような優しい冷たさを背中に当て続けてくれる。
ザックのクッションがタオル代わりになるので、凍傷になる心配はなさそうだ。

凍っているので、ポチャポチャと音を出すこともなく、ノンストレスで走行できた。

この状態で1時間半ほど走ると、少し氷が溶けてきた。

真ん中部分だけ凍っていて、周りは溶けている。

1時間半も走っていたら、さすがにぬるくなってしまうかと思いきやまだ凍っている部分が大きい。

溶けた水はもちろんキンキンなので、火照った身体に掛けるととっても気持ちいい。
背中から湧き水。
そんな多幸感に包まれる。

ガバっと開くとこんな感じ。

ハイドレのポイントとして、ペットボトル等と異なり、しっかりと開くことができる。
そのため、大部分が凍っていたとしても、溶けた水を出しやすい。

氷が落ちないように水を身体に掛ければ湧き水シャワーを再現できる。

湧き水シャワーってなんですかね。

氷を砕いてキャップの中に入れれば、頭を直接冷やせる。
溶けた雫も冷たいので、リフレッシュ効果が大きい。

同じように、砕いた氷をランニングパンツの背面ポケットに入れるのも有効だった。

氷を背負って走ること自体がライフハックだった。

今後試したいこと

試したいことはひとつある。
浄水を入れることで、溶けたキンキンの水を美味しく飲めるようにすること。
今回は背中を冷やすのと溶けた水で身体をクールダウンすることにフォーカスしたが、すべての水を身体に流さなくてもいいと思ったので飲み水としても活用したい。

キンキンの水をたくさん飲んでしまうと腹痛のリスクもあるので、少し飲むくらいに留めたい。
でも、たくさん飲んじゃうだろうなあ。

試したいことに、本来の用途である給水を上げる時点で普段ハイドレを全く活用してないことが露呈する結果となった。

トレランあまりやらないロードランナーはあるあるだったりして。

おわりに。

今回はロードランナーに向けた夏のハイドレ活用術を紹介してみた。

結果としては、タンスの肥やしとなっていたハイドレを有効活用し、熱中症対策を講ずることができた。

YouTubeのコメント欄、侮れない。

夏の暑さにを慣れた状態でこの冷凍ハイドレに出会えたのはとても嬉しい。

無理せず身体に相談しながら着実に距離を踏み、秋のフルマラソン本番に向けて仕上げて行きたい。

それでは、快適なランニングライフを。


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