
先日、韓国へ3泊4日の旅行に行ってきた。
2020年の年始振りの海外旅行。
何度かの引越しによって埋もれたパスポートを掘り起こすところから始まった。
コロナの流行りはじめからもう四年が経つということか。
旅行中の楽しい思い出は語り尽くせないほどあるが、再現性がないというのとnoteに書くのはなんだか野暮だと感じるので、今回は私が食べて感動したものにフォーカスして書いていきたいと思う。
韓国で食べたうなぎはとても美味しかった。
韓国2日目の夜。
うまいもんを食べよう!と街に繰り出して食べた。
エリア的には江南(カンナム)区に位置するお店。
狎鴎亭(アックジョン)ロデオ駅と江南区庁駅の間に位置する。
プンチョンガ(Pungcheonga Cheongdam)という店。
地下鉄の駅名がGoogleマップではハングル、駅ではハングルとアルファベット。
モノと場所によって表記内容が異なったので、A=B、B=C、よってA=Cといったようなマッピングによる導きが必要で激しく疲れた。
KONESTという地図アプリもあったのだが、長年慣れ親しんだGoogleマップに身体が最適化されてしまっているので使い勝手が悪い。
今回の旅行中は多少の不便を押して、Googleマップに頼り切ることにしていた。
店に着き、ウェイティングリストを見るとハングルが2行。
地元の人も来る店のようだ。
日本の焼肉屋と同じような作りで、店内には4人掛けのロースター付きテーブルが並んでいる。
そのうちの1つに通され、席につく。
メニューはハングル・英語・日本語で書かれており、観光客向けの対応もなされていた。
うなぎは2種類選べた。
1人前₩45000のものと₩75000のもの。
ざっくり、約5000円か約8500円か。
天然うなぎ屋なのでしっかりいいお値段。
口コミで薦められていた約5000円の方を選んだ。
注文を済ませると焼肉屋よろしくタレの皿と付け合せが配膳される。
すっかり慣れた韓国ビール(Cass)を飲みながらうなぎを待つ。
ここからは写真をメインに振り返りたい。






えごまやサニーレタスをサンチュとしてうなぎと付け合せを包んで食べる。
えごまは薬草感が強くあまり口に合わなかったが、サニーレタスは焼肉のようで美味しく食べられた。
チャンジャとともに食べても全く負ける様子のないうなぎの味わい。
写真には写っていないが、テーブルの逆サイドにはキムチやニラのようなものやたくあんのようなものもあり、途中でそれらを摘んだり合わせて食べたりした。
白焼きのプレーン状態で食べるのも美味しいが、タレとコチュジャン、醤油がタレ皿にて提供されるので、基本はそれを使って食べた。
なんだかんだでタレが一番美味しかった。
タレはみたらし団子のそれが一番近い。なので、日本のうな重の味付けとかなり近い。
うなぎ自体の味は日本で食べるものと変わらず。
食べ方のバリエーションと焼き方と焼き加減が大きく異なる。
日本なら名古屋のひつまぶしにおけるうなぎが一番近い食感だと思う。
自分の好物を、異なる食文化で成熟した楽しみ方で食せることの贅沢さを噛み締めながら、いろいろな組み合わせを楽しみながら口に運ぶ。
こんな幸せなことはなかなかない。
焼肉と違って脂っこくないので途中でダレることなく食べ進められた。
網の上で保温されているので、後半にかけてちょっとずつ食感が変わっていくのも一興。
よりソリッドになっていくうなぎの味わいはこの食べ方でしか感じられない。
タレの味が染みたご飯と食べるうなぎもいいが、韓国のうなぎもとっても美味しかった。
満腹になるかといったらそうではない。
しかし、うなぎだけで腹八分になれるという体験はとてもいいものだ。
旅行中はいろいろ食べたいし。ちょうどいい。
食後のアイスも楽しめた。

そういえば韓国のコンビニは日本の比べて黒ビールを取り扱っている店が多かった。

ギネスもコーヒービールという日本ではみたことがないものがコンビニに売っていた。
缶の中にはちゃんと例の玉も入っていた。
日本に比べてヨーロッパビールが多く流通されていて羨ましい限りだった。
あー、そういえば韓国の黒ラベルを飲み損ねた。ジャケかっこよかったんだよな。
…うなぎの記事なのに、最後にビールの話に逸れ過ぎた。
お会計は2人分で12000円ほど。
決して安くはないが、確かな味と店のサービスを考えると大納得。
韓国を訪れた際は必ず行きたい。
韓国へいく機会がある人は是非。